東海道５３次『NOW』！>・街道一富士山が美しく見える原宿で旅人はしばし疲れを癒します

《原（はら）宿》…駿河国／静岡県沼津市

沼津宿を抜けたら、松長一里塚跡碑（江戸から30番目の一里塚）→
神明塚古墳(沼津市内の三大古墳の中でも最大の前方後円墳)→三島
神社へと、真っ直ぐな単調な一本道を進んで行きます。

　　★神社のパワーを吸収して元気が出たら、次行きましょう！
　　　「ウォーキング」や神社のような「パワースポット」と
　　　　　　　　　　　健康との関係は？
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JR東海道線の踏み切りを渡り、いよいよ原宿に入ります。
正面右手に愛鷹山、その背後の冨士山、そしてかつて浮島が原と
呼ばれた手前の広大な裾野…ここのロケーションは晴れていれば
最高ですね。
やがて見えてくる原宿東木戸跡碑のある所が、原宿の入口です。

原宿(最寄駅:JR東海道本線 原駅)は､東海道中最小(本陣1軒･脇本陣
1軒･旅籠25軒で沼津宿の半分以下の規模）の宿場ですが、富士山が
美しく見える場所としては街道一といわれ、富士山を眺めながら
しばし疲れを癒す旅人が多く､歌川広重始め多くの浮世絵師によって
描かれています。　

原宿東木戸跡碑のある所を左に入って、松蔭（しょういん）寺に
寄ってみます。

　　※松蔭寺は、約700年の歴史を持つ臨済宗の古寺で、500年に
　　　１人と言われるほどの高僧　白隠禅師ゆかりの寺です。
　　　摺鉢を載せたまま成長した｢摺鉢松｣が有名です。

松蔭寺を出て、白隠禅師誕生地碑(産湯の井戸もあり)→原浅間神社
→渡辺本陣跡（宿場の中心・当時の玄関と茶室は松蔭寺に移築）→
高嶋酒造→原宿一里塚跡→原浅間神社と散策してきます。
この浅間神社辺りが西見附なので、原宿とはここで別れを告げます。

―――次の吉原宿まで12.4ｋｍ―――