東海道53次『NOW』!>・三条大橋まで500km弱…11泊12日で歩いた昔の人は凄い

《京都 三条大橋》…山城国/京都府京都市

大津宿を後にしてきました。
ゴールの京都三条大橋は目前です。
関蝉丸神社を出て、京阪電車の踏切を渡り、蝉丸神社(上社)→逢坂関の
碑→蝉丸神社分社(車石跡が保存されている)→走井餅の茶屋跡(現
月心寺(げっしんじ)、今も走井(はしりい)の名水が湧き出る)→一里
塚跡→名神高速道路の高架を潜り、髭茶屋(ひげちゃや)追分(現在の
滋賀県と京都府との県境)→閑栖寺(かんせいじ)→三井寺観音道
道標(大津札の辻からの小関越えの合流地点)へと進んで行きます。

京都へ入り、京阪電車の四宮駅を過ぎ、六角堂→右手にJRと京阪の
山科駅を見て進み、五条別れ道標(東海道と渋谷街道の分岐点)→
天智天皇御陵入口→京への最後の難所 日ノ岡峠への急坂を登りきり、
亀の水不動尊(亀梅香庵跡)→県道に出て坂を下り、蹴上浄水場
(日本で最初の商用発電所)→三条通りを進み、白川橋を越えると
いよいよ東海道五十三次の最終目的地である三条大橋に到着です。

  ★さあ!京都にやって来ましたね。
   どうも個人的には行く先々の土地をミステリーに結びつける
   性癖があるようで…。
   こちら↓のサイトのミステリーな京都もどうぞご覧下さい!
   http://hota12.web.fc2.com/

三条大橋(最寄駅:京阪電気鉄道 京阪線 京阪三条駅・市営地下鉄
三条京阪駅)は、鴨川に架かる橋で渡月橋と並び京都のシンボル的な
橋です。
かつて三条河原と呼ばれた近隣の川岸は、刑場でもあり、処刑や晒し
首が行われていました。

現在、橋の手前には、皇居に向かいひれ伏す尊皇の武士 高山彦九郎
像が、橋を渡った向こうには弥次喜多像が立っています。

日本橋を出発して三条大橋まで、約492km(126里)の行程を、
江戸時代の人々はだいたい11泊12日で歩いたといいます。
今は、近くのスーパーにさえ当然のように車で出かける時代…昔の
人々は本当に凄かったんですね。

これで、現代の旅人の過酷?な中にも感動に満ちた東海道五十三次の
旅は終了となります。
お疲れ様でした。

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